【動画】ヒルトンCMが悪質だと炎上 旅館とホテルのサービスの違いを比較し、旅館を小馬鹿にしている 


​コンラッド・ヒルトングループ、物議を醸す悪質CMを公開

​ コンラッド・ヒルトングループが放映したCMが物議を醸しています。CMでは、旅館のサービスを卑下する内容が含まれており、視聴者からの批判が集まっています。CMは、旅館とホテルのサービスの違いを比較し、旅館を小馬鹿にしているとの指摘が相次いでいます。

CMでは、前半部分で旅館を舞台に、おかみらしき人物が宿泊客に対して入浴や食事の時間を厳格に指定する様子が描かれています。後半部分では、ホテルのスタッフが夕食の希望時間に柔軟に対応しているかのような演出がされています。この後半部分は、コンラッドヒルトングループが運営する上級ブランドのコンラッドホテルが舞台となっています。

​ 一部の視聴者は、「結構あるあるだよな」といった共感の声を上げていますが、旅館業界関係者からは憤りの声が上がっています。

塩原温泉 湯守田中屋 4代目若旦那・田中佑治さんは、「ちょっと悪意がある。サービスの違いはあってしかるべきだと思う。例えば、『5万円で泊まったホテルでこんなことやってくれた』とか、1泊5000円の旅館で『なんでそれをやってくれないんだ』と言われても……」と述べています。

​ 一部の弁護士は、「景品表示法に違反する可能性がある」と指摘しています。CMが特定の旅館を前提にして、その旅館と比較して一般消費者に自社のサービスを優れていると誤認させる可能性があるとしています。

​ ヒルトン側は、「心温まるホスピタリティを表現することを目的としており、消費者の皆さまに否定的な印象を与える意図はございませんでした」とコメントし、再発防止に努める姿勢を示しています。

ブログサークル
ブログにフォーカスしたコミュニティーサービス(SNS)。同じ趣味の仲間とつながろう!