ロンドン証券取引所、中小型株2000銘柄が3度目のシステムダウン
2023年12月5日、ロンドン証券取引所（LSE）はここ数カ月で3度目のシステム障害に見舞われ、中小型株の約2000銘柄の取引が一時停止されました。LSEグループによれば、午前9時15分過ぎに影響を受けた銘柄の取引が停止し、約1時間後に再開されました。しかし、その後の発表ではFTSE100と250、International Order Book（IOB）の銘柄に限定されていると説明されました。
この最新の障害は、10月にも80分にわたり小型株の取引が停止され、先月にはLSEグループのFTSE Russellが指数の算出が40分間停止するなど、相次ぐ問題が発生しています。LSEグループは調査中であり、今回の障害に関しては調査を進めています。
これらの連続した障害は、LSEグループがデータ企業への転換を目指している中での挫折を示しており、同社はマイクロソフトとの10年間のクラウドサービス提携を強化しています。
