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【速報】「マイケーキ」で知られる柿原製菓が自己破産 負債総額2.7億円、従業員全員解雇【鹿児島市】
原材料高騰と老朽化、コロナ禍の影響も重なり経営破綻 60年以上の歴史に幕
**人気洋菓子「マイケーキ」「レモンケーキ」で知られる柿原製菓(鹿児島市)が、2025年7月23日付で鹿児島地方裁判所から破産手続き開始決定を受けました。**決定の公表は25日。負債総額は約2億7000万円に上り、従業員16人全員が同日に解雇されたことが分かりました。
【柿原製菓とは】創業69年の老舗製菓メーカー ヒット商品に「マイケーキ」
柿原製菓は1956年創業の老舗和洋菓子メーカーで、代表的商品「マイケーキ」をはじめ、「レモンケーキ」「黒糖まるぼーろ」などを製造。鹿児島県内のスーパーマーケットや食品問屋を中心に商品を展開し、2010年7月期には売上高約3.3億円を計上していました。
【破産の背景】競争激化、原材料費高騰、老朽化…複合的要因で経営困難に
近年は同業他社との競争激化に加え、原材料価格の高騰や人件費の上昇、設備の老朽化が深刻化。2016年には郡山工場を閉鎖し再建を目指したものの、業績回復には至らず、2025年7月期の売上高は約1.7億円、純損失は約1000万円にまで落ち込みました。
さらに、新型コロナウイルスの影響で営業活動も制限され、経営環境は一層悪化。代理人弁護士は「さまざまなコスト上昇と時代の変化が重なり、事業継続が困難となった」と説明しています。
【債権者対応】約40の取引先に通知、破産管財人は本多淳太郎弁護士
破産手続きでは、鹿児島市の照国総合事務所に所属する本多淳太郎弁護士が破産管財人に選任されました。取引先など約40の債権者には、郵送やFAXにて連絡済みとのことです。
【波紋広がる】地元からは惜しむ声も「子どもの頃から親しんだ味が…」
SNS上では、「マイケーキがもう食べられないのは寂しい」「昔ながらの味がなくなるのは残念」など、長年地元に親しまれてきた菓子メーカーの破産に、惜しむ声が相次いでいます。



