相模原南署は6日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、相模原市中央区に住む県立高校3年の女子生徒(18)を逮捕した。逮捕容疑は、6月中旬ごろ、県内またはその周辺で覚せい剤を使用した、としている。
同署によると、女子生徒は「覚せい剤を使ったのは間違いない」と容疑を認めているという。女子生徒が覚せい剤を使っているとの情報を入手した同署が、6月23日に女子生徒の自宅を捜索。覚せい剤や吸引器などは見つからなかったが、尿検査で陽性反応が出たという。同署は入手先などを詳しく調べる方針。
県警によると、違法薬物を所持・使用して摘発された未成年の数は県内で近年、減少している。一方で16歳以上が9割以上を占めており、中学卒業後に違法薬物に手を出しやすい傾向がみられる。
県警少年育成課によると、2010年に違法薬物で摘発された未成年者は計43人。07年(84人)から減少を続けている。法令別では、覚せい剤取締法が最多の16人。大学生による大麻所持事件が相次いだ08年以降、減少傾向にある大麻(大麻取締法)に比べ、覚せい剤の減少率は鈍い傾向にある。
未成年が薬で捕まった場合罪になるか?
未成年の場合は保護観察という形で、罪には問われない。未成年の場合も、14歳以上であれば捜査を受ける際の流れはほぼ同じになります。しかし、捜査後は、事件が家庭裁判所へ送られる点が最大の相違点となります。
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