愛知県西尾市で、ワクチン接種をした女子中学生が失神し転倒して、奥歯を折るなどのケガをしました。
西尾市によりますと、8月22日、集団接種会場の西尾勤労会館で1回目のワクチン接種を受けた14歳の女子中学生が、15分の経過観察を終えた後、椅子から立ち上がろうとした際に失神し、転倒しました。
女子中学生は、下あごを切り奥歯を折るなどのケガをしましたが、すぐに意識は戻ったということです。
西尾市によりますと、女子中学生は緊張や痛みなどのストレスで血圧が下がる「血管迷走神経反射」を起こした可能性があるということです。
西尾市は中学生などが接種する際、常に保護者が付き添えるように配慮するとしています。
血管迷走神経反射とは
緊張やストレスなどで起きる、血圧の低下、脈拍の減少などのことです。「 失神」とは、意識を一時的に失うことをいいます。 失神とは、一時的に脳への血流が減少することで意識を失うことを指します。 その原因として最も多いのが血管迷走神経反射によるものです。
コメントを残す