【猛毒流出】毒性の強いシアンが東京湾や周辺の川に相次いで流出 シアンの害や致死量、子供への影響とは?

1980年代 シアン化合物を含有する工場排水を流出して,河川でへい死魚が浮かびあがる事故は,過去に幾度となく起きている。しかし、最近になって問題となることは珍しいことだ。2020年には上越健康福祉環境部にデンカ(株)青海地区工場からシアン化合物を含む排水が青海川に0.5㎥流出したとの報告があった。

「家の前を流れる川を見ると、あたり一面が真っ赤に染まり、死んだ魚が浮いていました。原因が、工場から漏れた猛毒のシアンだと聞いたときには恐ろしくて震えました。またいつ同じことが起こるかと考えると、気が気でありません」(周辺住民) 日本製鉄東日本製鉄所君津地区(千葉県君津市)で、6月から毒性の強いシアンが東京湾や周辺の川に相次いで流出している。 「最初に発覚したのは6月18日です。敷地東側の排水口から生産工程で使用する脱硫液が漏れ出し、東京湾に流出。翌19日には敷地南側の排水口からも漏洩し、水路とそこに繋がる小糸川の河口付近が赤く染まり水面には魚が浮きました。 川の水を検査すると猛毒シアンを検出。続く20日には、敷地東側の別の排水口からも排水基準を大きく上回る1リットル当たり0.6ミリグラムのシアンが見つかっています。7月に入っても、シアンが東京湾に流れ出ているのがわかっているんです」

https://news.yahoo.co.jp/articles/ea20d54623642b848960d93404aad6eba3ffae4a

シアンの体への害 中毒になるとやばい

シアン中毒では,急激に増悪する呼吸器症状(呼吸困難,呼吸抑制,肺水腫など),循環器症状(血圧低下,不整脈,循環不全など)および中枢神経症状(興奮,痙攣,意識障害など)を呈する. 後遺症として,Parkinson症候群がみられることもある.

致死量は

「シアンは人間の体内に入ると呼吸困難に陥り、 数秒で死亡する強い毒性を持つ。致死量は0.06 グラム」とありますが、致死量が0.06g=60mgなので流出濃度の0.6mg/Lだと100Lで致死量です。

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