ぬまざわ小児科･耳鼻咽喉科クリニックが閉店　閉店理由　コロナ禍の閉店

閉店情報　

コロナで病院の閉店が相次いでいるが千葉県の

耳鼻咽喉科クリニックも閉店した。

院長はあいさつでこう述べている。

閉院後のご挨拶

2021年8月31日を最後に、ぬまざわ小児科・耳鼻咽喉科クリニックを閉院しました。

16年間という年月は、過ぎてしまえばあっという間と思っていましたが、開業した当初、まだ赤ちゃんだった子供たちが、高校生、大学生、そして成人して目の前に現れて初めて、結構な長い年月だったのだなあと痛感！

消防士さん、救急救命士さんになりました！と言って、最終日にご挨拶に来てくれましたね。

看護学校をもうすぐ卒業して、ぬまざわクリニックに就職したいと考えていたという子までいて、閉院を知ってショックだった様子。
なんとも言えない、胸が詰まる思いでした。

あの子供たちが、こんなに立派になって、いきなり目の前に現れたわけですよ！

でも、めちゃくちゃ嬉しかったです！！

子供たちや若い人たちが失望するような世の中を残したまま、死ぬわけにはいかないな。

これから先、若者が生きがいを感じられるような、せめて、失望しない未来を残すために、我々の世代が、すべきことがまだまだたくさんあるのではないか！

所属をなくし、フリーランスの立場になったからこそ、できることを今後じっくり考えながら、生きていこうと思います。

ラスト3日間は、私の手作りお菓子を、来院した人、ご挨拶に来てくれた人全員にプレゼントしました。
　

医療用冷蔵庫に、こういう物が入っているのが監査で見つかるとまずいです（笑）！！

インコクッキーはどこを切っても同じ切り口になるように作成。ガレット、フィナンシェ、抹茶パウンドを様々な組み合わせで詰め合わせました。

あくまでも趣味ですが、売り物になるお菓子を目指して、日本創芸学院のお菓子作り講座を受講し、スイーツスペシャリストの資格を取得しています。インコクッキー以外の製品は全て、師匠（と思っている）パティシエの小嶋ルミ先生のレシピです。膝の靭帯損傷で松葉杖を使用しながら、小嶋ルミ先生に3回ほど習いに行きました。

最終日にはたくさんの花束、お菓子セット、子供たちやお母さんたちからお手紙をいただき、一生でこんなにたくさん頂き物をしたことはなかったので、驚いています。この場をお借りして、お礼申し上げます。

16年間やってきたことは、決して間違っていなかった証拠じゃないかと思っています。本当にありがとうございました！！